学園町憲章

学園町憲章

当店は学園通りの不動産屋さんです

東久留米市学園町

第18回 住まいのまちなみコンクール

住まいのまちなみ優秀賞受賞

自由学園がこの地にまち開きをしてから約100 年間、住民と学園が協調しながらコミュニティを形成し、武蔵野のよさを残すまちなみを維持している。2008年に学園町憲章を制定し、地域の理念を改めて共有した。現在、元学生寮を拠点とし、食堂、子育て支援等の活動を展開。コミュニティづくりの専門家や地域史の研究者が深くかかわることで、まちづくりの新たな機運が高まっている。

緑が豊かな学園町のまちなみ

みなさん学園町を訪れたことがありますか?
 
学園通りから⼀歩⾜を踏み⼊れると、⽣垣に囲まれた道がまっすぐに伸びている、特に⼀丁⽬界隈は⾚松・ケヤキ・桜等の⼤樹の中に住まいが点在する緑あふれる街であることに気がつくことでしょう。
 
更に歩き続けるとあちこちに「学園町憲章」の表⽰板が⽬につきます。 学園町は、⾃由学園に隣接する住宅地で、 ⾃由学園が⼤正末期に⽬⽩から東久留⽶ (当時は南沢)に移転する時に約10万坪の⼟地を購⼊しました。 うち3万坪は⾃由学園敷地に、残り7万坪は住宅地として開発し、主に学園の⽣徒の保護者とその関係者に分譲されました。
 
時の流れとともに、分譲初期は250坪〜500坪であった敷地も相続他の事情から⼀部は細分化され樹⽊の激減したエリアも⽬⽴つようになりました。
 
2008年、このような状況に危惧感を持った住⺠の⼀声が、この「学園町憲章」の成⽴につながったのです。

低木とモミジが形よく植えられ、塀の役割も果たしつつ緑が白い壁に生え、緑の豊かさを感じさせる町並み。

板塀と門脇の狭いスペースにハーブや野菜が植えられ、モミジとあいまって小さいスペースながら、緑が映えています。

4 世代にわたり学園町に住み続けているお宅。古い門柱を引き継ぎ、相続で土地は狭くなるも、背景に武蔵野の自然が望めます。低いレンガ積みの塀とそれに沿った四つ目垣には、バラが植わり自然を多く感じられる庭となっています。

鉄筋コンクリート造も、塀に植栽をすることでまちなみに融けこんでいます。

角地の小さなスペースを上手に利用して植栽し、「緑化と安全」を両立させ、まちなみの連続性を保っています。

学校法人自由学園の幼児教室及び学童保育が行われている建物は、歴代の学生が植林をしてきた木で建てられています。学園正門前にあり、学園町のシンボリックな建物となりつつあります。

共有スペースの道で子供たちが遊べるようになっている開発例。緑の植え込みも大く開放感溢れる区画となっています。

大正15 年に建てられた学園町で最初の住宅

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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